お客様とコミュニケーションを図り、信頼を深める。
長野日野自動車株式会社 本社サービス工場整備課 2003年入社 石澤 充
就職活動でいくつか会社訪問をして工場見学をしました。その時は特に大型車両の整備がやりたいという気持ちはありませんでしたが、長野日野自動車を訪れた時に整備工場の規模と最新設備に驚きました。ディーゼル車の整備工場は汚れていて暗いというイメージを持っていたこともあり、明るく整理された大きな工場に乗用車ディーラーにはない迫力、プロのエンジニアとしての責任を感じました。さらにISOを取得するなど、環境への取り組みを厳しく行っていることもあり、将来性のある会社と思い入社を決めました。
仕事は車検班と一般修理班に分かれていて、作業がしやすように工夫されています。車検班では決められた作業が多く、いかに効率良く進めるかを考え仕事をしています。また、一般修理は予約入工(車両が工場に入ること)と突然入工があります。エンジニアはすべてをこなしていくことが当たり前です。乗用車に比べ部品にいたるまでとにかくすべてが大きく、タイヤはおおよそ倍くらいの重さがあります。作業をする工場には大きく重いパーツをラクに移動できる専用工具が充実しています。しかし、入社当時は作業に慣れていないこともあって、毎日筋肉痛でした。学生時代には運動部だったこともあって体力には自信がありましたが、大型車両のすごさを身をもってわかりました。
トラック・バスは走行距離が100万キロ以上になるので、エンジンやトランスミッションのオーバーホールが必要になります。ナビを着けたり、部品を交換するだけではなく、エンジンそのものを分解して整備するという、乗用車ディーラーではできないエンジニア本来の仕事が経験できます。トラックやバスは商用車、つまり「働く車」ですから昼夜を問わず動かしています。故障で車両が動かない場合は出張修理で対応します。初めて一人で夜間対応で出張修理に出かけた時は、直せるかどうか不安ばかり。頼れるのは自分だけです。無事修理を終ることができ、現場でホッとしているとお客様からとても感謝していただけたのが、本当にうれしかったという思い出があります。困っていたお客様からの「ありがとう」という言葉に、とてもやりがいを感じます。
自分に厳しく仕事を正確にこなすこと。さらにはお客様とコミュニケーションを図ることです。整備職だから車両を直しているだけで良いのではなく、お客様に車両の状態や仕事の様子などをはじめ、直接話を聞くことで信頼を深めることができると思っています。お客様から信頼をいただくことが、大切な車両をまた預けていただくことに繋がります。整備職という既成概念にとらわれず、積極的にお客様とコミュニケーションをとっていくことを大事にしています。
広い視野で物事を見てください。これまで気付くことができなかったことが見えてくるはずです。そうしたら行動に移してください。就職活動は自分の将来を決める大事なことなので、妥協せず、悔いが残らないように、しっかり頑張ってほしいと思います。