社員インタビュー

目標は“チェンジニア”ではなく“エンジニア”。

大阪日野自動車株式会社 中央支店整備部整備課 2003年入社 松田 健
- 自動車整備の仕事に興味を持ったキッカケは?

小学生の頃からラジコンやミニカーで遊ぶのが好きだったんですが、車に強く魅かれるようになったのは、中学2年生の時にF1レースのピットインをテレビで見たことなんです。メカニックたちの素早く洗練されたタイヤ交換作業などを見て、カッコイイ!と思いました。その頃はF1のメカニックになりたかったんです。以来、F1にハマッてしまい、高校3年生の時には、ひとりで日本グランプリの観戦に鈴鹿サーキットまで行くほどに……。そうなると、ますます自動車整備の仕事に就きたいという思いが強くなって、高校卒業後、自動車関係の短大に進学しました。

- 日野自動車を就職先に選んだ理由は?

大学で行われた日野自動車の会社説明会で、「乗用車の修理は不具合部分を丸ごと取り替えるのがほとんどだけど、日野自動車が行うバスやトラックの整備では、例えばエンジンなどの不具合部分をバラし、修理・調整する。乗用車に比べて、トラック・バスは整備士の役割が大きい」ということを聞いたんです。そのことに、エンジニアとしてのやりがいを強く感じ、大きな志望の理由となりました。
また、小学生のときに親の仕事の関係で海外に住んでいたのですが、そこで走るトラックやバスに「HINO」のエンブレムをよく見かけ、トラック・バス=日野というイメージが刷り込まれ、日野自動車に親近感があったことも理由のひとつですね。

- 入社して、まず印象に強く残ったことは?

「新人社員研修」です。この研修は、原木となる木の伐採に始まり、適当な長さに切り分けて小さな穴を開け、菌を詰め、本当にしいたけを育てます。営業・事務・整備など同期入社の全員が、山中で1カ月半の集団生活を行う中で協調性や連帯感を育んでいこうという、広島日野自動車独自の新入社員研修です。800本の原木を伐採し、しいたけが育つように加工。チェーンソーを使った危険な作業もあります。この研修中は、トラック・バスのことを学ぶ時間はありません。それよりも安全のために声を掛け合うことや、円滑な作業のために皆で手順を考えることなど、配属後の整備の仕事に必要なことを多く学びました。

- 実際に整備の現場に入って感じたことは?

世界一過酷なレース「ダカールラリー」に、日野自動車は2010年で19年連続で参戦しました。レースをサポートする4人編成のメカニッククルーは、全国の日野自動車から選考されますが、広島日野自動車からは過去に2人選抜され、2010年のレースには私の職場の先輩である中野直也さん(写真左)が3人目として派遣されました。そんな実績から広島は技術力の高い地区と評価されています。“すごい人たち”の技術を目の前で見ることができ、吸収できる。先輩たちは気さくで、困っていたらすぐに声をかけてくれる。自分を伸ばす環境に恵まれた職場だと思います。

- どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

地域の足となるバス、生活に必要な物資を運ぶトラックなど、社会活動に貢献する自動車を元気にする仕事ですから、それ自体にやりがいを感じています。自分が整備・修理に関わったバスやトラックの車種やナンバーは覚えていて、それらが街を力強く走る姿を見かけた時には、何とも言えないうれしさがこみ上げてくるんです。バスやトラックには、乗用車にはない装置が多く、技術はもちろん、それらの知識をより深く身につけることに努力する毎日ですが、ゆくゆくはダカールラリーのメカニックに!と夢見ているんですよ。

- 学生の皆さんへ先輩としてのメッセージを。

“自分に合っている”と思える会社を妥協なく選ぶことが大事。精神的に無理なく働ける会社でないと、仕事が苦痛になり、長続きしないと思います。